「バクマン。」スペシャルインタビュー

眉月じゅん×杉田智和 特別対談
撮影◎フジシロタカノリ

「バクマン。」舞臺化記念!
舞臺俳優のトップを走り続ける鈴木拡樹さんと荒牧慶彥さんに特別インタビューを敢行!!
お話を進めていくうちに発覚した意外な漫畫愛…!?
ファン必見のインタビューです!!

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――原作の『バクマン。』がアニメ化?映畫化を経て、ファン待望の舞臺化だと思います。鈴木さんは「真城最高(サイコー)」を、荒牧さんは「高木秋人(シュージン)」を演じることが決まり、改めてお二人から見たそれぞれのキャラクターの印象を教えてください。

荒牧:僕から見た「シュージン」は頭が良くて、自分を客観的に理解できる力を持っている人だと感じました。自分は絵を描く才能がないから、漫畫家になるために相棒を探す。その理論的な考え方が、結構僕にも似ているところがあるなって思っていたんです。これは舞臺化に関係なく、ファンとして連載當時に『バクマン。』を読んで、彼にとても共感している自分がいた記憶がありました。

鈴木:僕からみた彼(サイコー)は、全ての人にとって共感しやすい役だと思っていました。自分が就きたい職業の夢を思い描いている狀態から始まり、夢に向かって走り始め、その夢が仕事というすごくリアルなものに変わってしまった葛藤。それって誰にでも起こりうることで、一番共感しやすい部分なのではないかなと思ったので、彼を演じることがとても楽しみになりました。

――お二人が俳優を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

荒牧:僕は高校の友人の存在がきっかけでした。彼が俳優をしていたから、俳優という職業を身近に感じていたし、面白い職業なんだろうなって思っていました。そんなことがあったから、自分の進路に悩んだ時期、友達に「俺、就活やめて俳優になるわ」って言いました。もちろんその時はみんなに心配されました。(笑)みんなが就職活動をしている中、僕は俳優になるための下調べ。僕、プランがないと行動に移れないタイプなので。でも今ここにいるのは、運の要素が強かったからだと思っています。

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鈴木:きちんと考えて対策したから、摑んだ運ってことだもんね。

荒牧:そうかもしれないですね。(笑)

――鈴木さんのきっかけを教えてください。

鈴木:さっき聞いてもらったのが、しっかりしている方の例です。(笑)

荒牧:しっかりしている。(笑)

鈴木:昔舞臺を見に來ないかって誘っていただいて、足を運んだのがきっかけでした。初めての観劇で、右も左もわからないけどとりあえず見よう!って軽いノリだったんです。今思ったらそれくらいがちょうどよかったんですかね。舞臺の生の迫力にあてられて、「何、この世界」って興奮したんです。この世界すごいなって。家に帰っても何週間経ってもその興奮は冷めなくて、その世界に飛び込んでみたいって思っちゃったんです。

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――そのぐらい衝撃を受けた舞臺という世界に飛び込んで、お二人は今まで前線を走り続けていると思うんですが、その中で大変だったこと、苦労した思い出はありますか?

鈴木:山ほどありますよ!(笑)

荒牧:演技をするお仕事だけど、かなり體力も必要だと思います。

鈴木:完璧に努めて演じなきゃと思うと、プロのアスリートと同じような運動量を、遜色なく體で表現することになるんです。普段その運動をしていない人の體にとっては、かなり負擔なんですよね。それでも一つの役をやり切っていることはどの役者さんもすごいことだと思っています。

――役を完璧にこなす、體現するためにご自身達で役作りをするときは具體的にしていることはありますか?

鈴木:気になるところはとことん突き詰めます。元々そういう性格で調べることも好きだから、その工程も全て楽しんでいます。役を作る上で、ルーツを知ることや理解力を深める時間はすごく大事だと思うんです。稽古を重ねて育っていく人格形成というものもありますが、ベースとなるキャラクター性の補完は、自分が最初に調べて作り上げるものが土臺になると思います。それでも実際、稽古まで持っていた土臺が、稽古で役を動かして初めて気が付く部分によって変わることも多々あります。

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荒牧:僕も同じです。作品を履修することは當たり前で、そこから稽古に出て役を動かしてみたときに気付いたことに、臨機応変に対応して作り上げていきます。

鈴木:僕、漫畫家さんって凄いと思っていて。我々の舞臺は作り上げる時には必ず、キャスト、演出家さん、照明さん、音響さんといった様々な感性を持った人が、自分が出來るベストの蕓術をぶつけて一つの作品を作るんです。でも漫畫家さんってそれを1人で全部擔當されるじゃないですか。それって僕達からしたら考えられないくらいすごいことなんです!

荒牧:そうですよね。コマ割り、演出、表現、セリフ。

鈴木:もう総合監督ですよね。漫畫という舞臺で映畫を自分で作っているようなものだから。本當に尊敬します。

――そんなお二人の人生に、影響を與えた漫畫はありますか?

荒牧:僕は橫山光輝先生の『三國志』です。両親が好きで家に置いてあった分厚い本が印象的で読み始めました。最初は面白くないかも、って思っていたのが間違いで、あっという間に読み切っていました。主人公の國が滅びたことが、僕の中ではかなりショックが大きくて、所謂バッドエンドが消化出來ずにいました。そこから『三國志』に興味を持って様々な文獻を調べて、僕の中で解決することが出來たことは確実に僕に影響を與えてくれた作品でした。

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鈴木:僕はいよいよちゃんとこれを言える日が來たと思いました。僕の人生に影響を與えた漫畫は井上雄彥先生の『リアル』です。學校の道徳に入れてもいい作品だと思っています。それぐらい僕の中では感銘を受けた作品です。元々『SLAM DUNK』を読んでいたので、同じバスケ漫畫が始まったのかなと思った感覚で見始めたのがきっかけでした。想像していた試合が始まるのかと思ったら全く違っていて、加害者側の視點や、走ることが好きだった子がその手段を奪われてしまった時の心理。それを馬鹿にしていた子が、実際に自分にその立場に立たされた時、どういう人間として生まれ変わっていくのか、いろんな角度から僕達も一緒に向き合うことが出來る。とても考えさせられる作品だと思っています。より多くの方に見ていただきたい作品だなって思っているので、僕はおすすめ漫畫を聞かれたときは絶対名前を挙げさせてもらっています。

――漫畫への熱い情熱ありがとうございます!最後に「バクマン。」THE STAGEの見どころや意気込みを教えてください!

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荒牧:『バクマン。』の舞臺化は、誰しもがどうやって表現するんだろうって思うと思うんですよ。だって漫畫を描く作品だから、表現としては皆さんがなんとなく想像できてしまうのかなって。でも舞臺での表現の仕方は無限大で、一つの動作を見せるにしても、発想の転換で思い描いていたものとは全く違うものが出來上がる。それが「舞臺」なんだと思っているんです。だから皆さん、是非『バクマン。』の世界が舞臺でどう表現されるのか楽しみにしててほしいなって思っています。

鈴木:原作をご存知の方は、逆に舞臺化ってどうなるんだろうって考えると思うんですけど、演出家が想像できないものを作りますと言っていたので、きっと想像しても無理です。(笑)なのでぜひ何も想像せず、フラットな狀態で見に來ていただくことが、ベストかなと思います。舞臺という限られた時間の中で精いっぱい、見てよかったと思える作品に仕上げていくので、體で『バクマン。』を體験して欲しいです。劇場はとても広くて、その広い空間全てが作品の世界観に変わって、それをその場で體感することは、舞臺でしか出來ないことだと思うんです。劇場という広い空間で、『バクマン。』を味わってみてください。漫畫好きの方、是非待っています!

――舞臺応援しております!ありがとうございました!

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―――未公開talk!―――

――お二人が感銘を受けた漫畫を聞きましたが、他にはどんな作品を読まれますか?

荒牧:『HUNTER×HUNTER』や『NARUTO』、『ONE PIECE』など、ジャンプ系はだいたい読んでいます。『ドラゴンボール』も読んでいましたし、ヤングジャンプで連載していた『ドロ刑』も読んでいました。今読み進めている作品は『ブラック?ジャック』で、少し昔の漫畫を読むのにハマっています。やっぱり昔の漫畫って考えさせられる作品が多くて、今読んでも楽しめるのがすごいなと思います。

――ちなみにおすすめの漫畫をあげるとしたら何をあげますか?

荒牧:今のおすすめは『バクマン。』ですよね。

鈴木:僕も『リアル』はいつもすすめている作品ですけど、今すすめるならもちろん『バクマン。』ですね。漫畫の見方が変わる凄さが『バクマン。』にはあるんですよね。

荒牧:あ、もう一つあげていいのであれば『キングダム』をあげさせてください。僕全巻持っているんですけど、蕞の城のシーンは感動しました。

鈴木:『僕のヒーローアカデミア』も最近推しています。

荒牧:『ヒロアカ』面白いよね!

鈴木:アメコミとの融合が素晴らしくて、日本の読者にも読みやすいスタイルであっという間に読んでいました。

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荒牧:たくさんおすすめを出してしまっているんですが、是非『ブラック?ジャック』を皆さんにも見て欲しいです。皆さん『ブラック?ジャック』という作品の名前は知っていると思うんですが、お話は知らない方もまだまだいらっしゃると思うんです。アニメ化もされていたと思うんですが、手塚治蟲先生の漫畫のコマ割りや作品の味を、是非紙の漫畫で見て欲しいです。

鈴木:衝撃的だもんね、『ブラック?ジャック』って。

荒牧:衝撃的ですよね。『ブラックジャックによろしく』とか『ヤングブラック?ジャック』とか、派生漫畫はいっぱいありますけど、やっぱり『ブラック?ジャック』は見て欲しいです。手塚治蟲先生の作品は全部すすめたいです。

――不朽の名作が多いですよね。

鈴木:ぜひ『どろろ』も入れておいてね。

荒牧:もちろんです。『どろろ』も手塚治蟲先生ですもんね。確か未完の作品ですよね?

鈴木:そう、それもどこかかっこいいなと思っていて。未完となってしまっている作品って、そこから先は読者の皆さんが広げていけると思っているんです。作品の世界観を大切にしつつ、自分だけの世界観でストーリーを考えられる良さはあると思うんです。でもやっぱり先生が描く結末は、一ファンとしては見たいなって思いますね。

――お二人の漫畫への知識と愛がかなり伝わりました…!ありがとうございました!

Profile

真城最高 役/鈴木拡樹
6月4日生まれ
2007年にドラマ『風魔の小次郎』で俳優デビュー。以降、舞臺を中心に映畫やドラマなどで活躍。主な出演作に舞臺『刀剣亂舞』シリーズ、劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月”下弦の月”、ミュージカル『リトル?ショップ?オブ?ホラーズ』など。

高木秋人 役/荒牧慶彥
2月5日生まれ
2012年にミュージカル『テニスの王子様』2nd seasonで本格的に俳優デビュー。舞臺を中心に活躍するほか、映畫、ドラマなどへの出演やアニメ、ゲームの聲優としても活動。主な出演作に舞臺『刀剣亂舞』シリーズ、MANKAI STAGE『A3!』シリーズ、『ヒプノシスマイク‐Division Rap Battle‐』Rule the Stage‐シリーズなど。

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Information

【公演期間?劇場】
<東京公演> 2021年10月8日(金)~17日(日)  天王洲 銀河劇場
<東京公演> 2021年10月21日(木)~24日(日) TOKYO DOME CITY HALL
<大阪公演> 2021年10月28日(木)~31日(日) メルパルクホール大阪
【一般発売日】 2021年9月12日(日)10:00

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スタイリスト/中村美保、宇都宮春男(YKP) ヘアメイク/AKI、鈴木りさ(STRINGS)
衣裝協力/Karaln、STILL LIFE、Blanc YM、Et baas、OURET、PUZZLE
?大場つぐみ?小畑健/集英社?「バクマン。」THE STAGE制作委員會

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